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NY株291ドル安 終値1万7387ドル

2015年1月28日 8:21

 27日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、この日発表された設備投資の先行指標が市場予想に反し低調だったことなどを受けダウ平均株価は前日比291ドル49セント安の1万7387ドル21セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も90.26ポイント下げ4681.50だった。

 この日は、朝方に発表された企業の設備投資の先行指標として注目される指標が、市場予想に反し大きく落ち込んだ事を受け取引開始直後から売り注文が相次いだ。また、ソフトウエアのマイクロソフトなど主要企業の決算が低調だったことでアメリカ経済の先行きに慎重な見方が広がった。結果、ダウ平均株価は290ドル以上値を下げ取引を終えた。

 一方、IT大手のアップルは去年10月から12月までの決算を発表し、iPhone6が好調なことから売上高746億ドル、日本円にして約8兆8000億円と過去最高を更新した。