×

沖縄・久米島沖で「海底熱水鉱床」を確認

2015年1月28日 20:54
沖縄・久米島沖で「海底熱水鉱床」を確認

 JOGMEC(=石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は28日、沖縄県久米島沖で銅や亜鉛などを高い割合で含む有望な鉱物資源「海底熱水鉱床」を確認したと発表した。

 沖縄県の久米島沖では、去年9月、海上保安庁が海底から熱水が噴き出すことで金属成分などが煙突状に固まったチムニーを多数発見しており、JOGMECが無人探査機による調査を行っていた。

 この調査により確認された「海底熱水鉱床」は南北に1.5キロ、東西に300メートルとかなり大規模なもので、特に、銅をかなり高い割合で含んでいるという。

 海底熱水鉱床は、国内資源としての開発が期待されていて、JOGMECは今後、ボーリング調査等を行い資源量を確認する方針。