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NYダウ“原油相場は近く反発”で小幅高に

2015年1月27日 8:24

 26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、ギリシャの総選挙の結果を受け一旦は売り注文が先行したが、その後、エネルギー関連株などが買われ、ダウ平均株価は小幅に値を上げ取引を終えた。

 26日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は前週末の終値より6ドル10セント高い1万7678ドル70セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も前週末から13.88ポイント上げ4771.76で取引を終えた。

 この日は、ユーロ危機の発端となったギリシャの総選挙で政府の緊縮策を批判してきた最大野党が勝利したことを受け、ヨーロッパ経済への先行き不透明感が広がり、売り注文が先行した。しかし、OPEC(=石油輸出国機構)が、下落が続く原油相場について近く反発するとの見方を示したことを受け、エネルギー関連株を中心に買いが入った。その結果、ダウ平均株価は小幅に値を上げ取引を終えた。