高市総務相が２７日、郵便制度を発展させるため、日本に研修に来たミャンマー郵便の職員を激励した。

　総務省大臣室を訪問したのは、ヤンゴンなど３つの都市から選ばれたミャンマー郵便の中堅幹部ら６人。これまで日本はミャンマーに専門家を派遣し技術指導を行ってきたが、ミャンマー郵便の将来像をイメージしてもらうため、中堅幹部が来日しての視察・研修となった。６人は２７日午前、日本郵便のトレーニングセンターで郵便物の区分けや車両整備の訓練を受けた他、今後、神奈川県の鎌倉郵便局での窓口業務指導など、６日間研修を受ける。

　高市総務相は「日本で学んだこと、経験したことをぜひ、職場の皆さんに伝えてほしい」と６人を激励した。