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オウム真理教への観察処分 3年延長を決定

2015年1月23日 22:09
オウム真理教への観察処分 3年延長を決定

 公安審査委員会は23日、今月末で期限を迎えるオウム真理教への観察処分について、さらに3年間延長することを決定した。

 公安審査委員会は23日、団体規制法に基づくオウム真理教主流派の「アレフ」と上祐史浩代表が率いる「ひかりの輪」の観察処分を3年間更新する決定をした。公安審査委員会は更新を決定した理由について、主流派の「アレフ」と上祐史浩代表が率いる「ひかりの輪」が、依然、松本智津夫死刑囚への帰依を説いており、「現在も無差別大量殺人行為に及ぶ危険性があると認めるに足りる事実がある」としている。

 観察処分の更新により「アレフ」と「ひかりの輪」は、信者の数や収入などについて公安調査庁に報告する必要がある。観察処分の更新は今回で5回目になる。