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中山副大臣、ヨルダン国王に改めて協力要請

2015年1月22日 6:43

 イスラム過激派組織「イスラム国」を名乗るグループが日本人2人を人質に取り、身代金を支払わなければ殺害すると警告する中、現地の政府対応の指揮をとっている中山外務副大臣は日本時間21日夜、ヨルダンのアブドラ国王と面会し、改めて協力を要請した。

 宿舎に戻った中山外務副大臣はアブドラ国王との面会について、次のように述べた。

 中山外務副大臣「アブドラ国王陛下とお会いした。その中身を含めて安倍首相に報告した。日本と連携をとって、万全の態勢を敷くという旨の発言があった」

 複数の政府関係者によると、中山外務副大臣が人質解放に向けた協力を改めて要請したのに対し、アブドラ国王は「情勢は非常に厳しいが、ヨルダンとしてはできる限りの協力をする」と応じたという。ただ、人質に関する新たな情報提供はなかったという。