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“風刺画”反発広がる アルジェリアでデモ

2015年1月17日 12:02

 フランスの新聞「シャルリ・エブド」にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画が掲載されたことに対し、世界各地のイスラム教徒の間で反発が広がっている。

 中東ヨルダンの首都アンマンでは16日、約2000人が抗議デモを行い治安部隊と衝突、AP通信などによると、フランス大使館に向かおうとした数人が逮捕された。

 北アフリカのアルジェリアでも、デモ隊が「神は偉大だ」などととなえながら議会近くを行進した。一部が暴徒化して数十人が逮捕されたという。

 また、パキスタンのカラチでも数千人規模のデモが発生するなど、イスラム教徒の間で風刺画への反発が広がっている。