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“近未来技術特区”新設 検討会設置へ

2015年1月13日 16:42
“近未来技術特区”新設 検討会設置へ

 石破地方創生担当相は13日、無人飛行機など「近未来の技術」を実験する特区の新設に向け、検討会を設置すると発表した。

 石破地方創生相「この検討会においては特に、遠隔医療、遠隔教育、自動飛行、自動走行等の近未来技術に関する実証プロジェクトと、その実現のための制度的制約、規制改革事項についての検討を当面行う」

 今回、検討する「近未来技術実証特区」は、地方創生に向けた取り組みの一環。特区では無人飛行機による荷物の宅配や、車の自動運転の実験のほか、インターネットなどを使って診断や授業を行う「遠隔医療」や「遠隔教育」について検証することを想定している。検討会では実験、検証する技術を全国から募集、決定した上で、3月には離島や過疎地を念頭に特区の候補地の選定作業を行う方針。