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細野氏、“再編”めぐる発言を訂正

2015年1月9日 1:44
細野氏、“再編”めぐる発言を訂正

 民主党の細野元幹事長は代表選挙の討論会での維新の党との合併をめぐる自らの発言を訂正した。

 8日、日本記者クラブの討論会で、岡田代表代行は細野氏がこれまで野党再編に前向きな姿勢を見せていたにもかかわらず、選挙戦で慎重姿勢を見せていることについて、「自分の言葉に責任を持つべきだ」と追及した。

 民主党・岡田代表代行「解散の目前、2日前、11月19日に細野さんは、衆議院だけでもみんなと民主と維新と合併すべきだと。かなり強い提案をされたんですね。あの時は合併とおっしゃったわけですから、政治家は自分の言葉に責任を持つべきではないか」

 民主党・細野元幹事長「あの時、維新の側から1つのサインとして関西を切り離すことも考えると話がきた。中途半端に(両党の候補者を)すみ分けて国民の皆さんに打算と見られるよりは、本当にそこまでやるなら、そういうことも選択肢ではないかと」

 この発言について細野氏はその後、岐阜市内で次のように述べた。

 民主党・細野元幹事長「維新の側から言われたというニュアンスで捉えたとするならば、そこは訂正させていただきたいと思います」

 これについて維新の党の幹部は、「事実と全く異なるので訂正するのは当然だ」と述べている。

 野党再編への対応をめぐる論争は今後活発になりそうだ。