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ハンバーガーに虫、金属片…新たに混入発覚

2015年1月8日 3:33
ハンバーガーに虫、金属片…新たに混入発覚

 チキンナゲットなどに異物が混入していた問題について、7日、日本マクドナルドが初めて会見を開き、謝罪した。しかし、またしても新たな異物の混入が発覚している。

 日本マクドナルドは問題が発覚してから初めて会見を開き、青森県や都内などで4件相次いで発覚した異物の混入について、概要と対応を公表した。この4件以外に、京都府や沖縄県でも金属の留め金やプラスチック片が出てきたことが確認されているが、マクドナルドは、こうした個別の案件については「公表する必要はない」としている。

 こうした中、また新たに異物の混入が発覚した。先月5日、埼玉県川口市の店舗で購入されたハンバーガーから、長さ1.5センチほどの金属片が3本出てきたという。

 マクドナルドから異物混入を訴える女性に届いた文書には、「清掃時に発生した“鉄板の削りカス”の可能性が高い」と記されていた。

 また、去年9月には、千葉県船橋市の店舗で販売されたハンバーガーに虫が混入していたことを店側が認めた。購入した女性が保健所に持ち込んだところ、虫は“ゴミムシ”で、加熱されていたと報告を受けたという。

 相次いで異物の混入が発覚しているが、日本マクドナルドでは、現時点で社長などが責任を取って辞任する考えはないとしている。