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相次ぐ異物混入 マクドナルドが謝罪会見

2015年1月7日 22:58
相次ぐ異物混入 マクドナルドが謝罪会見

 店舗で販売したチキンナゲットなどに異物が混入していた問題について、7日午後、日本マクドナルドが初めて会見を開き、謝罪した。

 青木岳彦取締役「会見の冒頭にあたりまして、今回の異物混入の件に関して多くのお客様に多大なご心配とご迷惑をおかけいたしました。そのことに対して深くおわび申し上げます。大変申し訳ございません」

 日本マクドナルドは問題が発覚してから初めて会見を開き、青森県や都内などで相次いで発覚した異物の混入について、概要と対応を公表した。

 福島・郡山市の店舗で、アイスにプラスチック片が混入し、5歳の女の子が口の中を切るケガをした問題については、混入したのは商品を作る機械の一部で、組み立ての際に必要なパーツをセットし忘れたことで破損してしまったと説明した。

 しかし、大阪・河内長野市の店舗で、客の食べたポテトから人の歯が見つかった問題については、客の歯が混入した可能性はあるとした上で、さらに、店舗のスタッフが故意に混入した可能性についても「否定はできない」とした。

 また、この4件以外にも同様の申し出があるものの、あくまでも「個別案件」であり、継続して発生し、広く客に影響を与えうるような問題ではないとして、「公表する必要はない」としている。

 日本マクドナルドでは、現時点で社長などが責任を取って辞任する考えはない、としている。