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朴大統領、金第1書記呼びかけに「幸いだ」

2015年1月6日 15:46

 韓国の朴槿恵大統領は、北朝鮮の金正恩第1書記が「南北首脳会談をできない理由はない」と述べたことに対し「幸いだ」と評価する一方、北朝鮮は速やかに対話に応じるべきだと強調した。

 朴大統領は6日、年明け初めてとなる閣議に出席。金第1書記が元日の演説で「南北首脳会談をできない理由はない」として南北関係の改善に意欲を示したことについて次のように述べた。

 朴大統領「北朝鮮が新年の辞で、南北対話と交流への意向を明らかにしたことは幸いだと考えます」

 一方で、朴大統領は「重要なのは、北朝鮮が誠意と実践の意志を行動で見せることだ」と指摘。金第1書記が関係改善に向けた対話には米韓合同軍事演習の中止が必要としたのに対し、北朝鮮がまず対話に応じるべきとの考えを強調した。