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日経平均、3週間ぶり1万7000円割れ

2015年1月6日 17:25
日経平均、3週間ぶり1万7000円割れ

 6日の東京株式市場で日経平均株価は520円以上値を下げ、1万7000円を割り込んだ。日経平均株価の終値は、前日比525円52銭安の1万6883円19銭。終値で1万7000円を割り込むのは先月17日以来、約3週間ぶり。

 前日のアメリカ・ニューヨーク市場で、原油先物相場が5年8か月ぶりに一時1バレル=50ドルを割り込んだ。さらにヨーロッパ経済の先行きへの懸念も加わり、前日の欧米市場では軒並み株価が下落した。

 6日朝の東京証券取引所でも、欧米の株安の流れを受けて幅広い銘柄で売り注文が膨らんだ。外国為替市場で円相場が1ドル=119円台~118円台後半と5日に比べて円高・ドル安で推移したことも株価を押し下げた。日経平均株価は下げ幅を広げ、ほぼ全面安で6日の取引を終えた。

 東証1部の売買代金は、概算で2兆5258億円。売買高は、概算で26億8841万株。