エアアジア機 海面に衝突し機体破壊か
先月28日にインドネシア沖でエアアジア機が墜落した事故について捜索にあたっているインドネシア軍は、機体が海面に衝突した際に破壊されたという見方を示した。
インドネシアのカリマンタン島西部の海域では1日も捜索が続けられていて、新たに1人の遺体が発見された。これで、死亡が確認されたのは8人となった。
軍の広報官によると機体の破片は10キロ四方の狭い範囲で集中して見つかっている。このため、機体は空中で爆発したのではなく海面に衝突した際に破壊されたという見方を示している。
現場付近は雨期で悪天候が続いており、捜索は難航している。海の水が濁っているため海底に沈んでいるとみられる機体の正確な位置も分かっていないという。
インドネシアに加えアメリカなど7か国が捜索に加わっており、自衛隊の護衛艦も現場に向かっている。