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山口の鳥インフル 3万7千羽の殺処分終了

2014年12月31日 11:34
山口の鳥インフル 3万7千羽の殺処分終了

 山口県長門市の養鶏場で毒性の強い高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを受けて行われていた養鶏場の鶏約3万7000羽の殺処分が30日夜、終了した。

 鳥インフルエンザの感染が確認されたのは、長門市日置中の養鶏場。この養鶏場で飼育されていた約3万7000羽の殺処分は30日午前3時20分から始まり、午後11時50分に終了した。

 処分した鶏はドラム缶などに詰め、一部を30日に山口県山陽小野田市の施設で焼却したが、残りは年明けに搬送し焼却を再開することにしている。

 また、農林水産省の疫学調査チームが30日、養鶏場に入って感染経路を調べたほか、環境省も31日から3日間、緊急調査チームを派遣し、周辺の野鳥に異常がないか調べることにしている。