インドネシアで墜落したエアアジア機の捜索のため、政府は、海上自衛隊の護衛艦などを現地に派遣すると発表した。

　政府は３１日、エアアジア機の捜索、救助活動に協力するため、自衛隊をインドネシアに派遣することを決め、中谷防衛相が命令を出した。

　派遣されるのは海上自衛隊の護衛艦２隻と、ヘリコプター３機などで、墜落地点のカリマンタン島西部の海上で乗客などの捜索、救助活動にあたる。

　派遣される護衛艦２隻はソマリア沖での海賊対処活動の任務を終え、日本に帰る途中で、インドネシアに近い、マレーシアに寄港していた。来月３日にも現地に到着し、活動を始める予定。