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山口県の鳥インフル 3万7千羽“殺処分”

2014年12月30日 12:02
山口県の鳥インフル 3万7千羽“殺処分”

 山口県長門市の養鶏場で死んだ鶏が見つかり、県は遺伝子検査をした結果、毒性が強い高病原性の鳥インフルエンザの感染が確認されたと発表した。県は鶏約3万7000羽の殺処分をしている。

 県によると、長門市の養鶏場で28日から29日にかけて鶏21羽が死んでいるのが見つかったという。県の簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が確認され、遺伝子検査の結果、毒性が強い高病原性と分かった。

 これを受け、県は職員を現地に派遣し、鶏約3万7000羽の殺処分をしている。また、3キロ以内の周辺農場に対し、鶏やタマゴなどの移動を制限し、養鶏場につながる主な道路に消毒ポイントを設置している。

 この冬の国内の家きんでの高病原性鳥インフルエンザの発生は、宮崎の2例に続き3例目となる。