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【速報】都内30代男性をエボラ出血熱検査

2014年12月29日 11:31
【速報】都内30代男性をエボラ出血熱検査

 西アフリカのシエラレオネに渡航歴がある東京都の男性が38℃以上の発熱があることから、エボラ出血熱に感染しているかどうか検査を行っている。

 厚生労働省によると、エボラ出血熱の可能性があるのは、東京・世田谷区在住の30代の男性。シエラレオネに渡航し、38℃以上の熱があることから、29日午前、男性を東京・新宿区の国立国際医療研究センターに搬送した上で、血液を国立感染症研究所に運び、エボラ出血熱の感染の有無を検査している。

 男性はシエラレオネで埋葬に立ち会っていて、患者との接触はないものの、遺体が入った袋を触ったという。男性は23日に帰国した後、検疫所の指示通り自宅から出ず、毎日2回、体温と体調を検疫所に報告していて、発熱がわかったという。

 検査結果は、29日夕方以降に判明する見通し。