日経平均、エボラ感染の疑いで一時大幅下落
29日、東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、終値は先週末比89円12銭安の1万7729円84銭だった。
26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価が史上最高値を更新したことから、29日の朝方は株が買われ、日経平均株価は一時、1万7900円を上回った。しかしその後、厚生労働省が国内でエボラ出血熱に感染した可能性がある事例を発表したことを受けて投資家心理が冷え込み、日経平均株価は先週末に比べて300円近く値を下げる場面もあった。ただ、売りが一巡すると今後の株価上昇を見込んだ買い注文が入り、日経平均株価は下げ幅を縮めた。
東証1部の売買代金は概算で1兆7966億円。売買高は概算で19億3247万株。