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警察庁が特定秘密を指定 6種類18件

2014年12月26日 20:54

 今月10日に特定秘密保護法が施行されたことを受け、警察庁はテロリストに関わる情報や外国の捜査機関からもたらされた機密情報など6種類18件の情報を、26日に「特定秘密」に指定したことを明らかにした。

 政府が指定する「特定秘密」は防衛、外交、テロリズム、スパイ活動などの特定有害活動の4つの分類に分かれており、それぞれ関係する省庁が管理することになっている。このうち警察庁が担当するのはテロリズムと特定有害活動の2分野で、法律が施行された今月10日から分類作業を行っていた。

 26日付で警察庁が「特定秘密」指定したのは、ハイジャック事件などに対応するSAT(=特殊急襲部隊)の戦術や運用に関わるものが1件、外国政府や外国の捜査機関からもたらされた重大情報が1件など、あわせて6種類18件となっている。

 警察庁は、来年の1月1日付でさらに5件追加する方針だとしている。