２５日の東京株式市場で日経平均株価は６営業日ぶりに値を下げ、終値は前日比４５円４８銭安の１万７８０８円７５銭。

　２４日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、雇用関連の経済指標が改善したことから買い注文が進み、ダウ平均株価は史上最高値をまた更新した。しかし、２５日朝の東京株式市場では、このところ株価が急上昇していたことから当面の利益を確定するための売り注文が広がり、日経平均株価は値を下げた。

　休暇に入る海外の投資家が多いことや、積極的に株を買い進める材料が乏しいことから取引は盛り上がりに欠ける展開で、東証１部の売買代金は９月１日以来ほぼ４か月ぶりの少なさ。

　東証１部の売買代金は、概算で１兆３８４２億円。売買高は、概算で１６億３０３万株。