キリンホールディングスは２２日に会見を開き、来年３月末の株主総会後に、社長を交代すると発表した。

　キリンホールディングスは来年３月末の株主総会をもって、現在の三宅占二社長が会長職に退き、現在、キリン株式会社やキリンビールの社長を務めている磯崎功典氏が新しく社長に就任する。また、キリンビールの社長には、現在、キリンビールマーケティングの社長を務めている布施孝之氏が来年の１月１日付で就任する。

　また、グループ全体の経営資源の配分を担うキリンホールディングスと、国内のビールや飲料事業を担うキリン株式会社との間で執行役員を兼務させ、一体的に運営する経営組織に変えることで、意思決定のスピードを速くし、低迷しているビールのシェアを伸ばすなどとしている。