×

英科学誌「今年の10人」に理研・高橋氏

2014年12月19日 10:26

 イギリスの科学誌「ネイチャー」が18日に発表した、今年、「科学の分野で重要な役割を果たした10人」に、世界で初めて万能細胞「iPS細胞」の移植手術を行った理化学研究所(理研)の高橋政代プロジェクトリーダーが選ばれた。

 高橋リーダーは、目の網膜組織に傷がつき、視力が急激に低下する「加齢黄斑変性」という難病を抱えた女性の皮膚からiPS細胞を作製。今年9月に世界で初めて移植手術を行ったことが評価された。

 ネイチャー誌は、STAP細胞をめぐる理研・小保方晴子氏の論文不正問題などについても言及し、「トラブル続きの一年だったが、幹細胞の分野で希望をもたらした」と紹介している。発表された10人には他にも、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を支援するため、バケツに入った氷水をかぶる活動を広めたアメリカの男性らも選ばれている。