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小保方氏、STAP細胞再現できず 理研

2014年12月18日 11:51
小保方氏、STAP細胞再現できず 理研

 STAP細胞の存在を確かめる理化学研究所(理研)の検証実験で、小保方晴子氏がSTAP細胞を作製できなかったことがわかった。

 関係者によると、小保方氏は先月末までSTAP細胞の存在を確かめる検証実験を行っていたが、細胞を再現することができず、万能性を確認するキメラマウスも作製できなかったという。

 STAP細胞をめぐっては、小保方氏の論文に書かれている方法で理研の検証チームによる検証実験も続いているが、今年8月の中間報告ではSTAP細胞が再現できなかったと発表している。小保方氏が再現できなかったことで、STAP細胞が存在しない可能性がさらに高まったことになる。

 理研は近く、小保方氏による検証実験の結果を正式に発表する予定。