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エボラ熱防護服提供 自衛隊がガーナへ出発

2014年12月6日 12:46
エボラ熱防護服提供 自衛隊がガーナへ出発

 エボラ出血熱の防止に向け、自衛隊は6日、防護服2万着を自衛隊機に積み込み、ガーナに向け出発した。

 政府は国際協力の一環として、エボラ出血熱を防止するため、医療用の防護服、約72万着を提供する計画。自衛隊は6日、この内の2万着を自衛隊機に積み込み、西アフリカのガーナに向け、愛知県の小牧基地を出発した。エボラ出血熱で自衛隊が派遣されるのは今回が初めて。

 西アフリカ国際緊急援助空輸隊長・野中空将補「我が国のエボラ出血熱に対する貢献の一端として、我々はしっかり任務を完遂したいと思っています」

 自衛隊が防護服をエボラ出血熱の感染が確認されていないガーナまで運んだ後、国連などがリベリアなど感染が深刻化している国々へ輸送する事になっている。