イラク「イスラム国」指導者の妻拘束を否定
イラク政府は3日、イスラム過激派組織「イスラム国」の指導者の妻がシリアとレバノンの国境で拘束されたとの報道を否定した。
イラクの内務省は3日、公式ホームページ上で、「レバノン軍に拘束されたのは『イスラム国』指導者・バグダディ容疑者の妻ではない」との声明を発表した。
また、ロイター通信が、イラク内務省報道官の話として伝えたところによると、拘束された女は、イラク南部での爆弾テロ事件に関与したとして逮捕された男の家族だという。
バグダディ容疑者の妻をめぐっては、レバノンのメディアが2日、シリアからレバノンに越境しようとしていたところ、子供とともにレバノン軍によって拘束されたと伝えていた。