インフルエンザ流行 例年より早く始まる
インフルエンザの季節が到来した。首都圏などを中心に例年より早く流行が始まった。
厚生労働省によると、今月23日までの1週間で1医療機関あたりのインフルエンザの患者数は、岩手県が6.20人、福島県が2.76人、神奈川県が1.96人、東京都が1.92人などとなっている。流行の始まりは例年より早いという。
現在は、小学校での流行が中心だが、その後、兄弟や親の世代にも広がるのが例年の傾向で、ピークは1月下旬から2月とみられている。また、ウイルスの型はA香港型が最も多くなっている。
厚労省は、手洗いの徹底や、せきが出る場合はマスクを着けるなどの対策を呼びかけている。