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家庭の消費支出 落ち込み続く

2014年11月28日 12:46
家庭の消費支出 落ち込み続く

 10月の一般家庭の消費支出が去年の同じ月に比べ落ち込んでいる。4月の消費税率引き上げ以降、落ち込みからの完全回復はなされないまま。

 総務省が28日朝に発表した10月の家計調査報告によると、2人以上の一世帯あたりの消費支出は平均で28万8579円だった。去年の同じ月に比べると実質4.0%の減少。消費増税後、7か月連続のマイナスとなったが、5.6%減少した9月に比べるとマイナス幅は小さくなった。

 総務省統計局は「消費増税の落ち込み自体は戻し始めているが、住宅リフォームや自動車など値段が高い品目では影響が残っている」と説明している。