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朝から雨…長野県北部で土砂災害に警戒

2014年11月25日 11:46
朝から雨…長野県北部で土砂災害に警戒

 長野県北部で起きた最大震度6弱の地震から25日で4日目を迎えた。多くの住宅が倒壊した白馬村では朝から雨が降っていて地震で緩んだ地盤が崩れることが心配されている。

 白馬村の避難所では24日、151人の住民が一夜を過ごしたが25日は雨で危険なため、村から一時帰宅しないよう呼び掛けている。3連休が終わって、ごみの収集が午前9時半から始まり、神城地区の収集場所では家具や家電、布団などを住民が持ち込んでいた。

 また地元の小学校は、25日から通常授業となり、全校児童121人のうち11人の児童が避難生活を送っている白馬南小学校では、午前7時過ぎに傘をさした児童が登校してきた。全校集会で山崎吉彦校長は、児童にケガがなくて良かったと語りかけていた。

 長野地方気象台によると、26日昼までに予想される降水量は白馬を含む長野県北部で50ミリと予想されている。雨は26日夜まで降り続く見通し。揺れの大きかった地域では地盤の緩んでいる所があり、土砂災害に注意を呼び掛けている。