大阪市の大阪城ホールで、マーチング大会に出場していた高校生２６人がおう吐や腹痛などの症状を訴え、病院に運ばれた。

　症状を訴えたのは、愛知県の安城学園高等学校の生徒２６人。生徒は２３日午後２時から大阪城ホールで開かれた「全日本マーチングコンテスト」に東海地方代表として出場していたが、大会の途中に、おう吐や腹痛などの症状を訴え始めたという。

　高校によると、吹奏楽部の生徒１２８人は、三重県伊賀市内のホテルで朝食を食べた後、大阪に向け出発、バスの車内で学校側が用意した弁当を食べたという。保健所などが食中毒の疑いがあるとして原因を調べている。