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災害対策本部設置、294戸で停電 白馬村

2014年11月23日 8:49
災害対策本部設置、294戸で停電 白馬村

 22日午後10時すぎ、長野県北部を震源とする震度6の地震があり、長野県白馬村には災害対策本部が置かれ、22日夜の地震発生から職員が対応に追われている。また役場のすぐ隣には避難所があり、住民が今も自主避難している。白馬村役場前からテレビ信州の中村守アナウンサーが中継。

 白馬村役場の2階には、22日午後10時20分に災害対策本部が置かれた。23日朝はかなり冷え込んでいて息が白い。役場には村長をはじめ15人の職員が詰めている。23日午前5時半から3回目の対策本部会議が開かれた。

 白馬村では294戸が停電。役場のすぐ隣には「ふれあいセンター」があり、ここが村の唯一の避難所になっている。現在85人の村民が自主避難している。中には打撲や切り傷など、けがしている村民がいて村の保健師が手当てをしたという。

 23日午前7時前には、コンビニエンスストアのおにぎり100個やパン、お茶や水が配られた。高齢者の方や中には1、2歳の男の子もいて少しほっとしたような表情を見ることもできた。