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怒号飛び交う中…みんなの党、解党決まる

2014年11月20日 0:07
怒号飛び交う中…みんなの党、解党決まる

 21日に衆議院が解散されるのを前に与野党の動きが慌ただしくなっている。党内対立が深刻化していたみんなの党は、19日、両院議員総会を開き、党の解党を決めた。

 衆議院選挙を前に、みんなの党では民主党との合流を模索する浅尾代表と与党との連携を重視する渡辺前代表らの対立が深刻化していた。両院議員総会は怒号も飛び交うなど大荒れとなったが、採決の結果、賛成多数で解党することが決まった。

 みんなの党・浅尾代表「党の政策の違いではなく、手法の違いによる解党ということだ」

 みんなの党・渡辺前代表「民主的な議論を封殺し、みんなの党抹殺事件ですよ」

 一方、与党側は、21日の解散を前に、残された法案の審議を急いでいる。民主党などが、解散を前にして今後の国会審議には応じられないとする中、参議院の特別委員会では自民・公明の与党と野党・次世代の党により地方創生関連法案の採決が行われ、可決された。与党側は法案を21日の金曜日に成立させる考え。