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村尾キャスター、安倍首相を直撃(3)

2014年11月19日 3:37

 安倍首相が18日、記者会見を行い、消費税率の引き上げを2017年4月に先送りし、21日に衆議院を解散する方針を表明した。記者会見を終えた安倍首相を「NEWS ZERO」の村尾キャスターが直撃した。


■安倍政権では2人の重要閣僚が辞任をした。どう選挙に臨む?

「2人の大臣が辞任したことは私の任命責任であります。その上においてですね、しっかりとお2人の辞任も説明責任を果たしていかなければいけないと考えています。そうしたこと全てを含めた選挙になると、このように思っております」


村尾キャスター:選挙で使う私たちの税金は600億円近くにもなります。私はやはり、アベノミクス道半ばで、有権者としてはもう少し様子を見てしっかりした判断をしたいと。今、総理はしかし 今やるんだということです。本当に時期は今なんでしょうか?


■選挙の時期、本当に今なのか?

「例えば米国の下院議員は2年ごとの選挙ですね。何年ごとがいいかということは、これは村尾さんも私も言えないんだと思います。確かに日本は任期4年ありますが、4年全部やったことは全くないですね。ですから、どのタイミングでやるか、そのタイミングも含めて、これは選挙において判断していただきたい。それも含めて私は全部、私は責任をまさに負うわけであります」


■勝敗ラインが自公で過半数というのは甘すぎるのではないかという批判が党内にもあるようだが、選挙の勝敗ラインは?

「選挙は常にこれは過半数ですよ。過半数をどちらが取るか、これ真剣勝負ですよ。では、じゃあ相手の党は最初から過半数を放棄しているんですか? 我々は過半数を放棄したことは自民党は1回もない。常に過半数、野党時代も過半数を取るために全力を挙げた。119名まで減っても過半数を取るために私は総裁として全てをかけました。つまり、これは与党で協力して過半数を取る、その戦いであります」