アメリカ軍普天間基地の移設問題が最大の争点となる沖縄県知事選挙は１６日、投票が行われている。

　立候補しているのは届け出順に、いずれも無所属で、新人で元郵政民営化担当相の下地幹郎さん（５３）、新人で元参議院議員の喜納昌吉さん（６６）、新人で前の那覇市長の翁長雄志さん（６４）、現職で自民党と次世代の党が推薦する仲井真弘多さん（７５）の４人。

　投票は１６日午前７時から始まり、沖縄県選挙管理委員会によると、午後６時現在の推定投票率は３８．６５％と、前回より０．０７ポイント下回っている。

　今回の選挙の最大の争点は沖縄県宜野湾市にあるアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設の賛否で、各候補は論戦を繰り広げてきた。投票は一部地域を除いて１６日午後８時で締め切られ、即日開票される。