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強風で風力発電の羽根落下も… 北海道

2014年11月4日 17:34
強風で風力発電の羽根落下も… 北海道

 発達した低気圧の影響で、北海道は3日に引き続き日本海側や太平洋側西部を中心に大荒れの天気となっていている。

 4日午後3時までに観測した最大瞬間風速は、襟裳岬で35.4メートル、宗谷岬で33.4メートル、釧路で32.7メートルとなっていて、強風の影響で室蘭市や留萌市など41校の小・中学校と幼稚園が臨時休校となった。

 また増毛町の岩老と雄冬では、唯一の道路である国道231号が高波の影響で通行止めとなっていて、44世帯が孤立状態になっている。

 稚内市では、強風で長さ約23メートルの風力発電の羽根が落下し、全機が運転を停止している。ケガ人はいなかった。

 日本海側の内陸部では強風とともに雪が降り、降り始めからの降雪量は、4日午後3時までに層雲峡で28センチ、東神楽町で28センチ、上川で11センチ。

 天気は回復に向かっているが、日本海側を中心に4日夜まで暴風や高波に十分な警戒が必要。