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沖縄知事選告示 4人が立候補

2014年10月30日 10:22
沖縄知事選告示 4人が立候補

 アメリカ軍普天間基地の移設問題などが争点となる沖縄県知事選挙が30日に告示され、4人が立候補した。

 立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で、新人で元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)、新人で元参議院議員の喜納昌吉氏(66)、新人で沖縄県那覇市の前市長の翁長雄志氏(64)、現職で自民党が推薦する仲井真弘多氏(75)の4人。

 今回の沖縄県知事選は、今年12月に仲井真知事の任期が満了になるのに伴い行われるもの。選挙の争点の一つは沖縄県宜野湾市にあるアメリカ軍普天間基地の問題。去年12月に、普天間基地の移設予定地として名護市辺野古の海の埋め立てを仲井真知事が承認したことを受け、辺野古では防衛省が海底の地盤の強度などを調べている。選挙戦では埋め立て承認や移設の是非などの他、経済や福祉政策などについても論戦が繰り広げられる見通し。

 沖縄県知事選は、一部の地域を除き、来月16日に投票が行われ、即日開票される。