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EU 温室効果ガス40%削減で合意

2014年10月25日 1:50

 EU(=ヨーロッパ連合)の首脳会議は地球温暖化への取り組みとして温室効果ガスを2030年までに40%削減することで合意した。

 EUは24日までの2日間、首脳会議を開催し、地球温暖化対策などについて議論を行った。その結果、温室効果ガスの排出量について、2030年までに1990年の水準から40%削減することで合意した。

 また、太陽光や風力などの再生可能エネルギーについては、全体のエネルギー消費に占める割合を現在の14%から27%へ、約2倍に増やすという。

 ファンロンパイ大統領は、「世界の気候に関する議論に前向きな影響を与えるだろう」と話し、EU以外の各国に対しても取り組みの強化を促した。