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御嶽山噴火 献花台で犠牲者を追悼 木曽町

2014年10月25日 12:42
御嶽山噴火 献花台で犠牲者を追悼 木曽町

 御嶽山の噴火から4週間となる25日、長野県木曽町に設置されている献花台には午前中から関係者などが犠牲者の追悼に訪れている。

 御嶽山の麓、木曽町にある太陽の丘公園では、町が設置した献花台に午前中から地元の人や観光客などが訪れ、花を手向けていた。先月27日の御嶽山の噴火では火山災害として戦後最悪の57人が死亡、6人が行方不明となっている。

 一方、県木曽合同庁舎では午前10時半から阿部守一長野県知事と木曽町、王滝村の商工会や観光関係者などが意見交換を行った。御嶽山は、先月27日の噴火直後に噴火警戒レベルが1から3に引き上げられ、火口から半径4キロのエリアが入山規制となっている。御岳ロープウエーやスキー場の一部が規制エリア内にあり、木曽地域の観光にも大きな影響を与えている。

 地元からは宿泊客のキャンセルが相次いでいる現状のほか、規制エリアを3キロや2.5キロに緩和するといった要望も上がっている。