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“無戸籍者”全国で279人超 法務省調査

2014年10月24日 18:13

 日本で生まれながら様々な事情で出生届が提出されず戸籍がない、いわゆる「無戸籍」となっている人が、全国で少なくとも279人に上ることが法務省の調査でわかった。

 母親が離婚した元夫に子どもの存在を知られたくないなど、様々な事情で出生届が提出されず無戸籍になっている人について、法務省は、今月10日の時点で少なくとも279人に上ると発表した。

 法務省が今年7月末から全国の市町村に報告を求めるなど調査を進めていた。今後も調査を継続して実態を把握するとともに、対策を考えたいとしている。