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NY株153ドル安 終値1万6461ドル

2014年10月23日 7:20

 22日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は原油価格の急落やカナダでの銃撃事件を受けて、150ドル以上と大きく値を下げて取引を終えた。

 この日の午前は、ECB(=ヨーロッパ中央銀行)が追加の金融緩和を行うのではとの期待が高まりヨーロッパで株価が上昇したことで、ニューヨークの市場でも買いが進んだ。また、インターネット検索大手のヤフーなどが好調な決算を発表したことも買いにつながった。しかし、午後になると原油価格が急落し、エネルギー関連株で売りが進んだ。また、カナダの首都・オタワで銃乱射事件が発生したことで、市場ではテロへの警戒感が強まり、さらに売りが優勢となった。

 こうしたことからダウ平均株価は前日比153ドル49セント安の1万6461ドル32セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は36.63ポイント下げ、4382.85で取引を終えている。