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訪日外国人旅行者2年連続“1千万人”突破

2014年10月22日 19:23

 日本を訪れた外国人旅行者の数が2年連続で年間1000万人を超えたとみられることが分かった。

 観光庁の久保成人長官が会見で明らかにしたもので、今年、日本を訪れた外国人旅行者の数は今月前半の時点で1000万人を超えたとみられるという。1000万人を超えるのは2年連続で、初めて1000万人を超えた去年に比べて2か月早いペース。最終的には1200万人台の後半に達する見込みだという。羽田空港国際線の拡大や、富士山の世界遺産登録などで日本に注目が集まったことが外国人旅行者の増加につながったとみられる。

 政府は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに、外国人旅行者を年間2000万人に増やすことを目標にしており、久保長官は「昨年とは違い1000万人はあくまでも通過点。一層の努力をしたい」と話している。