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韓国“慰安婦問題”言及に日本反論 国連委

2014年10月16日 17:23

 アメリカ・ニューヨークの国連の委員会で15日、韓国の代表がいわゆる従軍慰安婦問題に言及し、「未解決の問題だ」と述べ、日本側に対応を求めた。

 韓国・韓忠熙国連次席大使「第2次世界大戦中、軍により強制的に性奴隷にされた犠牲者、いわゆる慰安婦問題は、紛争下の性暴力の主要な未解決事例だ」

 15日、国連の人権問題を扱う第3委員会に出席した韓国連次席大使は、慰安婦問題は解決されていないと述べた上で、「被害者は高齢化しており、速やかな対応が取られるべきだ」として日本側の対応を求めた。

 一方、日本の代表は答弁権を行使して次のように反論した。

 久島直人国連公使「日本は女性の人権尊重を重視しており、慰安婦問題も現実的な救済をはかってきた」

 韓国側はさらに、日本は今も法的責任を負っていると主張したが、日本側は「法的には完全に解決している」と強調した。