台風１９号は、１４日午前９時に三陸沖で温帯低気圧に変わったが、岩手県では雨風が強まった。宮古市からテレビ岩手の江口アミ・アナウンサーが中継する。

　降り始めからの雨量は、釜石市で１５３ミリに達したほか、最大瞬間風速は大船渡市で１４日午前７時２分に２７．８メートルを観測した。東日本大震災で、地盤が沈下した沿岸の被災地では、道路の冠水などが見られ、県道２か所が全面通行止めとなっている。

　また、釜石市と大槌町では一時、避難勧告が出され、自主避難も含めて１０市町村で最大で計１３１人が避難した。

　引き続き注意が必要となっている。