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蔵王の湖面“白濁”火山性微動との関連調査

2014年10月10日 1:51
蔵王の湖面“白濁”火山性微動との関連調査

 山形大学の調査で、蔵王の山頂付近の湖面に白く濁った部分が確認されていた事が分かった。9日はやや小さな火山性微動が発生し、気象台で関連を調べている。

 山形大学の伴教授は8日午後3時過ぎ、蔵王の御釜の湖面で白く濁った部分2か所を発見した。仙台管区気象台によると、9日午前5時5分頃にはやや小さな火山性微動が発生した。

 仙台管区気象台・巻火山防災情報調整官「これ(白濁)が火山活動に起因しているかどうかが一番気がかりなところかと思うが、これについても分かりません」

 蔵王では、去年から火山性地震や微動が増えているほか、先月30日以降も相次いでいるが、現時点で異常は確認されていないという。

 気象台では、「噴火が全くないとは言えない」として、注意を呼びかけている。