徳島県議会の議員が領収書を偽造し、政務活動費として１２７万円を不正受給していたことが明らかになった。議員は３日に辞職願を提出した。

　不正受給が明らかになったのは、徳島県議会の児島勝議員（６２）。児島議員は、政務調査費と政務活動費の収支報告書で、２０１２年８月２５日と去年８月２５日に県内のホテルで県政報告会を開いたとしてそれぞれ領収書を提出している。しかし、報告会は実際は開かれておらず、領収書は、過去の領収書のコピーをもとに日付と金額を議員自らが書き換え、計１２７万円を不正受給していたことを会見で明らかにした。

　児島議員は、「年間２４０万円の政務活動費では足りなかった」と説明し、３日に辞職願を提出した。