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米国のエボラ患者、発症後最大18人と接触

2014年10月2日 15:13

 アメリカ国内で初めてエボラ出血熱への感染が確認された患者が発症後、最大18人と接触していたことが明らかになった。

 エボラ出血熱に感染した男性患者が入院しているテキサス州の知事と保健当局などが1日に会見し、男性が発症後、12人から18人と接触していたことを明らかにした。この中には、数人の子供も含まれているという。これまでに体調に変化がある人はいないということだが、保健当局が監視を続けている。

 一方、男性患者が入国後に腹部の痛みなどを感じ、病院で受診したものの、「エボラ出血熱への感染の疑いがない」として帰宅していたことが明らかになった。病院側は「『リベリアに滞在していた』との情報が共有されていなかった」と釈明したが、地元メディアからは「判断を誤った」と批判の声が上がっている。