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御嶽山“火山性微動”1日に入って小さく

2014年10月1日 18:58

 御嶽山の火山活動の1つを示す火山性微動の振幅が1日に入って小さくなっている。しかし、気象庁は「突然の噴火が起こる可能性はある」として引き続き警戒を呼びかけている。

 気象庁の観測によると、先月27日の噴火直前から発生している火山性微動の振幅は1日午前0時頃から徐々に小さくなり、午後1時頃からは、振幅が大きくなった噴火2日後の先月29日の夜以前の状態に戻っているという。

 また、火山性地震の回数は1日午前0時から午後5時まで19回で、これも少なくなってきている。しかし、火山性微動の振幅が小さい事や地震回数が少ない事がすぐに火山活動の低下を示すものではないとして、気象庁は引き続き突発的な噴火に警戒するよう呼びかけている。