×

御嶽山噴火 6人死亡確認 死者18人に

2014年10月1日 14:05
御嶽山噴火 6人死亡確認 死者18人に

 御嶽山の噴火発生から5日目を迎えた1日、取り残された心肺停止の登山者の搬送が続いているが、新たに3人の心肺停止の登山者が見つかった。1日は6人の死亡が確認され、死者は18人になっている。

 地上から向かった長野県警の救助隊が1日、新たに心肺停止の3人を登山道で見つけた。県警が見つけた3人は地上からの救助隊が登山道から下ろしているところで、午後1時過ぎに通過した車両に乗っていたとみられる。

 一方、上空から山頂付近に向かった180人は、取り残された心肺停止の人を担架に乗せて自衛隊ヘリに運んでいる。自衛隊ヘリは既に4回着陸して、これまで14人が麓に下りた。いずれも既に見つかっていた24人に含まれるという。現在も御嶽山山頂では救出活動が続いているとみられる。午後からは大型ヘリでキャタピラー付きの岩を砕く「削岩機」を運んでいる。岩の下に下敷きになっている人が5人いるためという。

 1日は新たに6人の死亡が確認され、噴火での死者は18人になった。収容された人は合わせて26人に上り、死亡確認されていない8人を医師が診断しているとみられている。