岐阜と長野の県境にある御嶽山の噴火発生から５日目を迎えた１日、警察庁は御嶽山での救助活動の様子を公開した。

　映像が撮影されたのは、噴火した翌日の先月２８日の昼頃で、王滝口から山頂へ救助に向かう長野県警の警察官らの活動の様子や急勾配の山を登っていく様子が捉えられている。地面は灰で覆われ、辺りは灰色一色。また、山頂付近では噴煙も上がっているのがわかる。手前には噴石とみられる大きな岩がいくつも転がっている。

　この後、隊員らが噴煙の上がっている現場近くまで向かっていく様子も捉えられている。この辺りは現在も心肺停止の方が残されているということで、警察は消防や自衛隊と共に捜索活動を行っている。