特定秘密保護法 12月10日施行で調整
機密情報を外部に漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法について世耕官房副長官は1日、12月10日に施行する方向で調整を進めていることを明らかにした。
世耕副長官「今のところ施行期日は12月10日とする方向で、与党や政府部内で調整中であります。我々、きちっと準備をして12月10日に(施行)できるということになろうかと思います」
特定秘密保護法をめぐっては、国民の「知る権利」が保障されるか懸念する声もあがっていた。こうしたことから世耕副長官は、「今後とも適正かつ効果的な運用がはかられるように、施行の準備をしっかり進めるとともに、国民に対して説明責任を果たして理解を深めていきたい」と述べた。
特定秘密保護法は去年12月に成立、公布され、今年の12月12日までに施行されることになっている。